記念日
記念日は忘れない日という意味が込められている。
3.11もそうだ。風化させない為に記念日と名付けている。
人の関心ってものは残酷なほどにすぐに移り変わってしまう。
毎日ニュースで自殺、人身事故、殺人、テロ...たくさんの人が死んでいると私たちは知る。
しかし、その全てを覚えている人は殆どいない。
結局は他人事であるからだ。
悲しいね。許せないね。私も気をつけなきゃ。といったように思っては明日には忘れてしまう。
悲観的になりすぎるのはよくないから、この忘れっぽさは大切な機能とも言えるだろう。
だからこそ幸せな記念日を忘れてしまうようなことは絶対にあってはならない。
私たちが前向きに生きる為には悲しみと喜びの割合を3:7くらいで維持し続けることが最適だ。
悲しみばかりでは人生はつまらない。
悲しみばかりに気を取られてすぐ近くにある幸せを壊してはいけない。
3.11を忘れないのは勿論だよ。
でもね、3.12の結婚記念日も忘れてはいけないんだよ、父さん。